SityCanvas
リード獲得

比較サイトのリードが商談につながらない5つの理由と、商談化率を上げる打ち手

公開日 読了目安 8分

齊藤 秀
齊藤 秀

SityCanvas株式会社 営業支援事業部 責任者

比較サイトのリードが商談につながらない5つの理由

この記事の結論

  • 比較サイトのリードは、情報収集の段階で、複数の会社に同時に資料請求している人が多いため、商談化率が伸びにくい。
  • 打ち手は「早く連絡する」「検討段階に合わせて話す」「比較サイト以外の入口を持つ」の3つが中心。
  • SityCanvasの支援事例では、比較サイト経由で5〜10%だった商談化率が、コールリードの併用で16%になった。

比較サイトのリードとは

比較サイトのリードとは、ITツールなどの比較サイトで、複数の会社の資料をまとめて請求した人の連絡先のことです。サイト側が「1件いくら」で提供する形が多く、短期間でまとまった数が集まります。一方で、受け取った時点では、検討の度合いが人によってばらばらです。

商談につながらない5つの理由

理由1:まだ情報を集めている段階の人が多い

「すぐ導入したい」よりも「相場や選択肢を知りたい」段階の人が多く、電話をしても「今は検討していない」と言われやすいです。資料請求のボタンを押すハードルが低いぶん、まだ社内で検討が始まっていないケースも含まれます。

理由2:複数の会社に同時に資料請求している

同じ日に何社からも連絡が来るため、最初に話せた会社か、印象に残った会社以外は比べてもらえません。相手から見れば、似たような電話やメールが続けて届いている状態です。

理由3:連絡が遅れて、他社に先を越される

翌日以降の連絡では、すでに他社と話を進めていることがあります。リードを受け取った当日に連絡できる体制かどうかで、結果が大きく変わります。

理由4:担当者や決裁者に届かない

資料を請求したのが情報収集を頼まれた人で、実際に決める人に話が届かないケースです。窓口の人とは話せても、その先の検討が進まずに止まってしまいます。

理由5:営業を受けてよいかが曖昧

資料が欲しかっただけで、営業の連絡を受けるつもりがない人も含まれます。電話の最初の段階で断られる原因になります。

商談化率を上げる5つの打ち手

打ち手は、連絡の速さ・話す内容・入口の作り方・測り方の4つの面から考えます。5つの理由のどれに効くかを、次の表にまとめました。

打ち手やること効く理由
1. 当日中に電話するリードが届いたら、その日のうちに担当者が電話する理由2・3(他社より先に話せる)
2. 段階的にフォローメールを送る資料請求の直後・数日後・1週間後に、事例や費用の目安を送る理由1(検討が進んだときに思い出してもらえる)
3. 検討段階に合わせて話す情報収集中の人には事例と相場、比較中の人には違いと進め方を話す理由1・4
4. 比較サイト以外の入口を持つ担当者に直接電話し、営業を受けてよいか確認したうえでつなぐ(コールリード)理由4・5
5. 入口ごとに数字を分けて測る比較サイト・自社サイト・コールリードなど、入口ごとの商談化率と商談1件あたりの費用を見る改善する場所が分かる

事例:人事・労務SaaSで、商談化率が16%に

会社
人事・労務SaaS(社名非公開)
課題
比較サイト経由のリードの商談化率が5〜10%に下がっていた。
やったこと
担当者に直接電話でアプローチし、営業を受けてよいかを確認したリードを届けるコールリードを実施。
月間の送客
30リード
商談化率
16%施策前は5〜10%
商談1件あたりの費用
5万円台
この事例を詳しく見る →

※特定の支援条件における実績です。成果を保証するものではありません。

うまくいかないケース

  • 連絡を早くしても、話す内容が全員同じだと「今は大丈夫です」で終わってしまう。
  • 比較サイトをやめて別の入口だけにすると、短期的に件数が足りなくなる。入口は足し算で考える。
  • 入口ごとの数字を分けずに見ると、どこを直せばよいか分からない。

自社でできるチェックリスト

  • リードが届いてから、最初の電話までの時間を測っているか
  • リードの検討段階(情報収集・比較・導入決定)を、最初の会話で確認しているか
  • 資料請求の後に送るメールが、2通目以降も用意されているか
  • 入口ごとの商談化率と、商談1件あたりの費用を毎月見ているか
  • 比較サイト以外に、商談の入口を1つ以上持っているか

まとめ

比較サイトのリードは、早く・相手の検討段階に合わせて連絡し、別の入口と組み合わせることで商談につながりやすくなります。まずは入口ごとの商談化率を測るところから始めてください。

よくある質問

Q比較サイトはやめたほうがよいですか?
Aやめる必要はありません。件数を確保する入口として使いながら、商談化率の高い入口を足すのがおすすめです。
Q商談化率はどのくらいが目安ですか?
A商材や単価で大きく変わるため、一律の目安はありません。まずは入口ごとの自社の数字を測り、前の月と比べることから始めてください。
Qコールリードとは何ですか?
A対象の会社の担当者に直接電話し、営業を受けてよいかを確認したうえで紹介するリードのことです。
齊藤 秀

この記事を書いた人

齊藤 秀

SityCanvas株式会社 営業支援事業部 責任者

医療・福祉業界向けの人材紹介営業でキャリアを始め、エリア売上1位を継続。WEB・SNSマーケティング会社では、広告・展示会・比較サイトなど複数の経路から来るリードの商談〜クロージングを担当。2023年にSityCanvasの立ち上げに参画し、SaaS企業を中心に営業支援事業と、自社のコンテンツマーケティングを統括。